日記
コーンウォール弾丸ツアー
イギリスに来て、一年が過ぎましたが、
オートマタ漬けの生活を送ってきたので、
観光名所の多いコーンウォール州に住んでいながら、
ほとんど、どこにも足を伸ばしたことはありませんでした。
そんな僕らを気遣ってくれたのでしょう、
階下にお住まいの大家さんが、
「明日、コーンウォールを車で案内しようか?」
と誘って下さいました。
「行きます、行きます!」と即答して次の日の朝。
大家さんが地図を指しながら、
「今日は、セント・アイヴス、ランズ・エンド、
ミナック・シアター、それからペンザンスに行こう。」
と説明して下さるのを聞いて、
「お、それなら帰るのは夜になるな」と思ったら、
「申し訳ないけど、孫を小学校に迎えに行くから
3時までには、ここに戻るよ。」とのこと。
「どんな旅になるのだろう・・・」
大きな期待と一抹の不安とともに
コーンウォール弾丸ツアーは
幕を開けたのでした。
まず到着したのは、白壁の家々に真っ青な空、
そして美しいビーチ・・・とまさに絵はがきのような街、
セント・アイヴス。

多くの芸術家たちが制作の拠点としていたことでも知られ、
現在でも、街のあちこちにアトリエやギャラリーが点在します。
セント・アイヴスだけでも一日過ごせそうですが、
「ここは1時間でいいかな。」と聞かれれば、
「そりゃ、もちろん。」とこたえるしかありません。(笑)
丘の上の駐車場から、ビーチまでおりて海を眺めたら、
ウィンドウショッピングしながらメインストリートを抜けて
元の駐車場に戻りました。(所要時間50分)
いくつかのギャラリーを観察したところ、
ほとんどの作品は絵はがきを拡大したようなものが多く、
綺麗だけど、ただそれだけという印象を受けました。
まぁ、通行人の感想なので聞き流して下さい。
さて、次に向かったのは
コーンウォール半島の先端、ランズ・エンド。
ここには、テーマパークなどもあるようですが、
到着するやいなや、
「ここがランズ・エンドだよ。」と言ってUターン。(笑)
(所要時間1分未満)
そして、お次は石造りの野外劇場、ミナック・シアター。

旅行ガイドには、「ある女性が断崖絶壁の
岩を切り砕き50年もの歳月をかけて造りあげた」
とあるのですが、併設された記念館の説明文を読むと、
二人の庭師の協力があったようです。(やはり!)
ガイドにない豆知識を知って、少し得をした気分。
大海原をバックに演劇とは、演じる方も、観客も
気持ちいいだろうなぁ、とか思いながら、
のんびり散策したあと、ランチをごちそうになりました。
(所要時間1時間)
最後の目的地、港町ペンザンスは
イギリスでも屈指のリゾート地として
人気の高いところですが、
時間の関係で、車で通りすぎただけ。
(所要時間 数分)
それから、一気にファルマスまで戻り、見事2時半に到着!
ランチあとに、曲がりくねった細い道を
ロングドライブしたので、完全に車酔いしてしまい、
帰宅するとベッドに倒れ込んだまま、しばらく動けませんでした。
80日世界一周旅行のように、駆け足の旅でしたが、
いつか行きたい、と言いながら、結局行きそうになかった
ところ全てに連れて行ってもらえて大満足。
大家さんの優しい笑顔に癒され、感謝の気持ちで一杯です。





