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オートマタを作ってみたい人へ その2

◯着色
何で塗るのも自由ですが、アクリル絵具が使われることが多いようです。
木にアクリル絵具で塗る場合、トールペイントの本が参考になるかと思います。

◯アイデア
オリジナル作品に挑戦するなら、自分の好きなものをオートマタにするのがいいと思います。
犬好きで犬のオートマタを専門に作っている、イヌカラクリさんがいい例です。
「車」でも「歴史」でも何でもありです。
僕の場合は「言葉」や「音楽」から着想することが多いかなぁ。

例えば、馬で何か作ってみようと思ったら
・馬が颯爽と走っている
・ペガサスにしてみる
・馬がウマそうに人参を食べる
・馬が喧嘩している(ウマがあわない)
・馬と鹿がバカバカしい踊りをする
などなどいろいろ考えられると思います。

あとはイラストを描くのが好きだったら
自分の描いたキャラクターを動かしてみるのもいいでしょう。

◯発表する
出来たものはどんどん周囲の人に見せて感想を聞きましょう。
ある程度作品が増えるとグループ展に参加したり、個展を開くのもいいと思います。
人に見せるとなると、手を抜けなくなるので、作品の質が一気にあがります。

それでは、レッツ　エンジョイ！

オートマタを作ってみたい人へ　その1

オートマタを作ってみたい人へ
僕からちょっとしたアドバイスです。

◯本
西田明夫著『摩訶不思議図鑑』には作例の図面や必要な道具など
オートマタ制作に必要な事柄が網羅されています。必携。

◯道具
電動工具はとりあえず糸ノコとボール盤(卓上ドリル)があれば作れます。
値段は糸ノコは2〜3万、ボール盤は1万円以内くらいのもので十分だと思います。

糸ノコの台の角度は可変のほうがオススメです。
振動が気になる場合は、糸ノコ用の防振マットを用意するといいでしょう。
糸ノコ専用台があればベストです。

本格的に作るとなると、製材するための機械が必要になってきますが、
これらはサイズも音も大きい上、粉塵がすごいので制作環境を選びます。

◯木材
最初はホームセンターにある材料でオッケーです。
大きなホームセンターには、銘木コーナーがあるところもあります。

◯何を作るか
最初は西田さんの本の作例を作ってみると
一通りのことが分かっていいかなぁと思います。(僕がそうでした。)
その後は、さらに西田作品を作ってみてもいいし、
他の作家の作品を参考にして作ってみるのもいいと思います。
でも自分で考えたアイデアが形になって動いたときの楽しさは
格別なのでぜひ挑戦してもらいたいです。

◯仕組み
図書館の機械工学のコーナーや小学生向けの工作コーナーで
役に立ちそうな本が見つかると思います。

こういう風に動かしたいとイメージがはっきりしている場合は、
それと同じような動きをする機械やおもちゃを観察したり分解するのが近道です。

(つづく・・・)

次回の個展はKifuL(福岡)で4月26日よりスタート

素敵な家具やイギリス製の塗料、リネンのカーテン、ドイツ製のブラシなどなど
こだわりの商品がいっぱいのインテリアショップ、KifuLさんで
3年半ぶりに個展をさせていただくことになりました。

いい展示になるよう、しっかり準備を頑張ります。
また詳細が決まり次第、こちらのブログでご案内させていただきます。

KifuL
〒819-0166
福岡県福岡市西区横浜1-23-7（地図はこちら）
tel_092-834-6118
fax_092-807-6100
OPEN_11:00～19:00（営業開始時間が変わりました）
店休日_水曜日（祝祭日の場合は営業）
info●kiful.com（←迷惑メール対策で、@を●にしています）
駐車場_5台（満車の場合は、お近くの公園横にお停めください。スタッフがご案内致します）

感動のフィナーレ

オリンピックと同時開催した僕の個展もとうとう昨日が閉会式。
会期中、2度も大雪に見舞われるというほろ苦いアクシデントにも関わらず
たくさんの方々に楽しんでいただけてとても嬉しかったです。
僕なりの恩返しができた気がします。
国民のみなさま、どうもありがとう！

あなたのこれまでとこれからを教えてください。

現在TOIQUE(東京)で開催中の個展「これまでとこれから」のタイトルにちなんで、
みなさんの「これまでとこれから」を紹介してもらえませんか？

会場内には6本の柱があってそれぞれに2009年から2014年の年号を割り当てています。
自分史のトピック、たとえば、結婚しました、とか昇進しましたなどをメモに書いて、
その出来事があった年の柱にマスキングテープで貼付けてもらえると嬉しいです。

ちなみに僕のこれまでとこれからはこんな感じ。

2009　東京でグループ展やクラフトフェアに参加。少しずつ東京に友達が増えはじめる。

2010　東京で初めての個展。予想外に来場者の少ない在廊日。アウェーの洗礼を受ける。

2011 NHKやほぼ日で紹介され一気にブレイク寸前(のまま現在に至る。)

2012 大病して悟りの境地に達するも、完治して、病とともに悟りもなくなってしまう。

2013　チェスやギターにはまりすぎた反動から年末になってようやく創作意欲がわき上がる。

2014〜　オートマタで世界を少し楽しくできたらいいなぁと思ってます。

明日8日から、TOIQUE(東京)での個展がスタート。

いよいよ明日8日から、TOIQUE(東京)での個展が始まります。
きっとたくさんのお客さんが来てくれるでしょうね、と思ってくださった貴方、
ふっふっふ、まだ僕の本当の実力をご存知ないと言わざるを得ません。

厳冬にも負ケズ、ソチの誘惑にも負ケズ、オートマタ展に来てくれる人が一体どのくらいいるのかと、
不安で眠れない夜を過ごしました。(準備が遅れて眠れなかったというのもありますが。)

明日と明後日は在廊しています。
初めましての方もお久しぶりの方もお会いできるのを楽しみにしています。

さぁ、もうすぐ出発だ！

ゴム鉄砲試し撃ちコーナー

明後日から始まる東京個展のグッズコーナーで販売する
「連発式ゴム鉄砲」の試し打ち用の的を作りました。
オートマタの試作に使った歯車が標的になっています。
8日と9日は在廊していますので、ぜひ一緒に腕試しをしましょう。

これまでとこれから　原田和明オートマタ展
2014年2月8日(土)ー2月25日(火)　在廊日：8・9日
12:00〜20:00 (水曜定休)

toy cafe TOIQUE
http://www.toique.com/
〒110-0005
東京都台東区上野5-9-20 2k540
AKI-OKA ARTISAN M-4

※どなた様でも無料でご入場いただけます。
※展示期間中のカフェ営業はございません。

オートマタ用の箱ができました。

オートマタを入れる箱を箱屋さんに作ってもらいました。
週末から始まる東京個展での販売分からこの箱になります。

これまでとこれから　原田和明オートマタ展
2014年2月8日(土)ー2月25日(火)　在廊日：8・9日
12:00〜20:00 (水曜定休)

toy cafe TOIQUE
http://www.toique.com/
〒110-0005
東京都台東区上野5-9-20 2k540
AKI-OKA ARTISAN M-4

※どなた様でも無料でご入場いただけます。
※展示期間中のカフェ営業はございません。

TOIQUE(東京)で個展をします。

約3年ぶりに東京で個展をします。会場は3月上旬に一旦閉店して、移転を検討中のtoy cafe TOIQUEさん。
僕だけでなく、お店や来てくださるみなさまもお互いに「これまでとこれから」を紹介しあえる楽しい展示にしたいと思っています。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています。

これまでとこれから　原田和明オートマタ展
2014年2月8日(土)ー2月25日(火)　在廊日：8・9日
12:00〜20:00 (水曜定休)

toy cafe TOIQUE
http://www.toique.com/
〒110-0005
東京都台東区上野5-9-20 2k540
AKI-OKA ARTISAN M-4

※どなた様でも無料でご入場いただけます。
※展示期間中のカフェ営業はございません。

『からくりフェスティバル』閉幕

浜田市世界こども美術館でのオートマタ展『からくりフェスティバル』は
昨日1月13日で閉幕いたしました。
目標の2倍近くもの来場者数だったそうでとても嬉しいです。
来てくださったみなさま、どうもありがとうございました!!!

美術館のスタッフのみなさまには何から何まで
本当に親切にしていただき心から感謝しています。
展示が大成功だったのもひとえにみなさまのおかげです。

これからも、オートマタの楽しさをもっとたくさんの方々に知ってもらえるよう
いろんなところで展示ができたらいいなぁと思っています。

紙を使って羽ばたくオートマタを作ろう

浜田市世界こども美術館で開催された『からくりフェスティバル』の関連イベントとして
1月13日に『紙で羽ばたくオートマタを作ろう』というワークショップをしました。

講師として経験が浅いためこれまでバタバタすることが多かったのですが
その反省を活かし今度はしっかり準備をしておいたので
僕の中ではずいぶんと満足いくワークショップになりました。

同じ仕組みを使った羽ばたくオートマタでも
個性豊かな作品がたくさん誕生しました。
みんな、すごいなぁ。

素晴らしい作品の数々、ぜひご覧ください。

浜田市世界こども美術館のノートに

浜田市世界こども美術館のノートに来場者の方々からの嬉しいメッセージがたくさん書き込まれていました。
からくりフェスティバル、年内の展示は昨日が最後。
新年は2日から展示スタートです。
どうぞよろしくお願いいたします。

最近見た変な夢の話

ときどき変な夢を見ます。
最近見た中で特に印象に残っているものを2つご紹介いたします。

『ネクタイ』
怪しい男が幼いこどもを3人連れて、ネクタイの訪問販売にきました。
僕が「こどもにこんなことさせるな！」と怒鳴ったら、
男だけ一目散に走り去っていきました。
以下、こどもと僕のやりとり。

こども「ありがとうございます。本当はこんなことしたくなかったんです。」

僕「ぜんぜん、いいよ。これから3人で力を合わせて頑張ってね。
特にお兄ちゃんはしっかりしないとね。」

こども「はい！」

僕「で、これからどうするん？」

こども「ぼくたち、帰るところがなくなったから、ここで一緒に暮らしたい。」

僕「！！！！！！！！！(そ、それはちょっと・・・)」

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『フンドシ』
なぜか小さなフンドシだけはいて、大勢の観客の前で
コンテンポラリーダンスを踊ることになっていました。
「この格好は恥ずかしすぎる」と嫌がる僕に、スタッフの人が
「今からメイクすると、誰だか分からなくなるから」と
なだめてくれて、メイクが終りました。まさかのナチュラルメイク！
「これってほとんど素顔じゃん！」と文句を言うのですが、
「ニューヨークからお招きした振り付け師をお待たせしているので
早くそちらに向かってください。」と言われ、慌てて移動しました。

振り付け師「喜びを全身で表現してみて」
僕「こんな感じですか?」
振り付け師「・・・ぜんぜんダメ。喜びっていうのは、こうだろっ！！！」

ここで振り付け師のすごいダンスが始まり、思わず吹き出してしまった
自分の笑い声で目が覚めました。

からくりフェスティバルの人気コーナー

からくりフェスティバルの会場を入ってすぐのところには
浜田市世界こども美術館のスタッフのみなさんが今回のために作ってくれた
動かして遊べる大型の作品があります。

とにかくちびっ子に大人気。
ここで遊んだあとオートマタの展示室に来て
「さっきのところに戻りたい」という子どももいたりして
嫉妬してしまうほどです。笑

上の画像は『ビー玉フェスティバル』という作品。
美術館スタッフのなっちゃんが描いたアイデアスケッチを元に
美術館OBのおじさんが作ったという傑作です。
ハンドルを回すとビー玉がエレベーターに乗って上に上がり
そこから坂道を下りながら音を鳴らしたり、フラッグが上がったり
ルーレットで行き先を変えたりします。

こちらは、木の玉が坂道を下っていく装置です。
木の玉の中には、重りが埋め込まれていて、その重さによって
行き先が変わります。自分の転がした玉が一番奥のかごに
ストンと落ちたら、「お、ラッキー！」な気分になれます。
ここから離れられないちびっ子が続出の大人気作品です。

こちらは巨大カタカタ人形。
キノコがカタカタと踊るように下りていきます。

と、このように大人もこどもも楽しめる展覧会になっています。
ぜひ、ご家族で『からくりフェスティバル』に遊びにきてくださいね〜。

『テディベア』が紙のからくりになりました！

原田和明のオートマタ「TEDDY BEAR」を
カリスマペーパークラフターの中村開己さんがカミカラ(紙のからくり)にしてくれました！
お腹を横から押すと、自分の頭を持ち上げます。
輪ゴムなどは使わず、紙だけでこの動き。
さすが中村さん。

かなり詳しい組み立て説明書が付いているので
1～2時間あればカミカラ初心者でも作れます。

組み立てに必要な道具：
折り目を付ける鉄筆（インクの出ないボールペンや、千枚通しなどで代用可）
はさみ
カッターナイフ
木工用ボンド(速乾タイプがオススメ)
つまようじ(ボンドを塗るときにあると便利)

『からくり一筆箋』新登場！

受け取った方もちょっとクスッと楽しい気持ちになる一筆箋が二象舎オンラインショップに新登場。
『からくりフェスティバル』が好評開催中の浜田市世界こども美術館ミュージアムショップでも販売中です。

絵は、美術家の保手濱拓さんが
原田和明オートマタ作品をモチーフに描いてくれました。
テディベア、デコイ、マトリョーシカの３種類があります。

ちょっとしたからくり仕掛け付き。
まず、こんな感じで折って

メッセージを書いて
それを開くと・・・

テディベアの頭がビヨーンと伸びたり、
デコイが卵を産んだり、
マトリョーシカが次々と出てきたり・・・
オートマタと同じような動きが表れます。

紙は、自然の温もりとやさしさを感じさせる素朴な味わいのある「里紙」
書き心地も気持ち良いです。

マスキングテープを貼ったり、透ける素材の封筒に入れたりするのもオススメ！
（封筒は付属品ではございません。）

会場内撮影OKです。

会場の警護は近衛兵のピーターくんにお任せして、僕たちは山口に戻ってきました。
6日間の浜田滞在中、浜田市世界こども美術館の館長をはじめスタッフのみなさまには、
本当にお世話になり、そのおかげで素晴らしい会場ができあがりました。
遠くからもお客さんが来てくれて本当に嬉しかったです。
会場内で自分たちの記念撮影をするのをうっかり忘れていましたが
からくりフェスティバルでは、会場内で撮影OKなので、
ぜひご来場の際にはピーター君と記念撮影して「楽しかった〜」と
twitterやFACEBOOKなどSNSで言いふらしていただければと思います。

からくりフェスティバル、はじまりました。

本日より、浜田市世界こども美術館にて
『からくりフェスティバル』が始まりました。
初日から大勢のお客さんで賑わって本当に嬉しかったです。
心配していた展示品の故障もほとんどなくて、一安心。
準備をしっかり頑張った甲斐がありました。
今晩はめぐと乾杯です。