日記

オートマタとは

オートマタとは西洋のからくり人形のことです。
起源は古代ギシリアの自動装置にまでさかのぼります。
18世紀から19世紀には精巧な動きやリアルな外見を追求した
近代オートマタが作られました。
当時の技術の粋を集めた作品は現代のロボットの先祖とも考えられます。

「現代オートマタ」は、歯車などの仕組みを意図的に
見せる作りになっており、ハンドルを手で回して動かすのが特徴です。
20世紀後半にイギリスで生まれ、多くの作品はユーモア表現を
重視して作られています。

その普及と発展に大きな役割を果たしたのが、
1985年、ロンドンにオープンした世界初の現代オートマタミュージアム、
キャバレー・メカニカル・シアター(CMT)です。
2000年に閉館しましたが、現在もウェブサイトや展覧会を通じて
オートマタの魅力を発信し続けています。

日本では、西田明夫(1946-2009)がオートマタ作家の第一人者として、
独自の世界観を表出し、国内外で高い評価を得ました。
西田の著書がきっかけで、2002年に制作を始めた原田和明は
日本人として初めてCMTに作品が所蔵されるなど、
近年、注目度が高まっています。

2013-02-13 | Posted in 日記