世界のオートマタ情報

『歯車のハート』制作記15

写真日記

歯車の裏面に回転部品を取り付けました。あとはこれを本体に取り付ければ完成。ドキドキするなぁ。ハートだけに。

2013-01-08 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

バトン

オートマタの父と呼ばれるピーター・マーキーさんが
健康上の問題で制作から退かれたと知って、残念な気持ちでいっぱいです。

僕にもいずれ引退せざる得ないときがやってきます。
そのときまで精一杯制作を続けることに加えて、
偉大な先人たちの仕事を広く伝えることで、
歴史を繋げていくのも自分の役割なのではないか、と
この頃、本気で思うようになりました。

2013-01-07 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報, 日記Comments Closed 

 

ポールさんのお人形

写真日記

イギリスに留学していたときポール・スプーナーさんが作ってくれた美しい人形。宝物です。Figure made by Paul Spooner

2012-12-30 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

『Spaghetti Eater』ができるまで

作者のポール・スプーナー自身の解説による
名作『Spaghetti Eater』のメイキング・ムービー。

『Spaghetti Eater』は『からくりワンダーランド』にも
出展します。どうぞお楽しみに。

2012-12-27 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

マットさん

オートマタの巨匠、マット・スミスさんに初めて会ったときの話。
緊張しまくっていた僕にマットさんは
「みんな自分に出来ることを仕事にしている。僕はオートマタが作れるから
そうしているだけで、他のみんなと同じなんだから、何も緊張することはないよ。」
と言ってくれて、益々尊敬の念を深めました。

2012-12-25 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

ファルマス

写真日記

僕が留学したファルマスはイギリスの南西部コーンウォール州にある小さな街。
現代オートマタの殿堂、キャバレーメカニカルシアターの前身である
『キャバレー』はこの街でうまれました。

今でもファルマスやその近くには、師匠のマット・スミスさんをはじめ、
ポール・スプーナーさん、キース・ニューステッドさん、
カルロス・ザパタさん、ロボット開発者のウィル・ジャクソンさんなど
錚々たるメンバーがアトリエを構えていて、
僕にとって聖地のような場所です。

2012-12-24 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

ロン・フラーのインタビュー映像

現代オートマタのパイオニアの一人、ロン・フラーが
キャバレー・メカニカル・シアター(CMT)のことや自作について語る映像。
名作が続々と紹介されます。特に後半に登場するサーカスの作品は圧巻です。
ちなみにロン・フラーもCMTの創設者、スー・ジャクソンもファルマス美術大学出身。
僕の大先輩にあたります。

2012-12-23 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

ピーター・マーキーのドキュメンタリー

現代オートマタの父、ピーター・マーキーさんのドキュメンタリー映像。
オートマタ関係者は正座して観ましょう。

2012-12-22 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

ポール・スプーナー氏、自作を語る

モノが動く仕組みや自作について語る天才オートマタ作家、
ポール・スプーナーさん。哲学的とも完璧主義とも形容されるポールさん。
傑出した才能の持ち主です。

2012-12-21 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

トニー・マン『騎士』

フランスのサイトでトニー・マンの作品が販売されている!
と思ったら、既に売り切れでした。
オートマタ作家はあまりたくさん数を作らない(作れない)ので
いい作品はすぐに誰かの手に渡ってしまいます。
なので、僕もいいものを見つけたら、ためらわずに注文することにしています。
それにしてもこの作品、欲しかったなぁ。

2012-12-19 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

ロボセスピアン、日本初公開!

イギリス人のウィル・ジャクソンさん率いる
エンジニアード・アーツが開発した
歌って踊ってお芝居もできる俳優ロボット
ロボセスピアン』。

11月9日から12日まで、東京ビッグサイトで開催される
国際ロボット展2011にて日本初公開です。

来日中のウィルさんと助手のマーカスさんが
先日、ウチに遊びにきて下さって、
一足先に、ロボセスピアンを見せていただきました。

表情が豊かで、たくさんの関節を使って身振り、手振りをしながら
ジョークを言ったりして、とても愛嬌があります。
こちらの言葉に反応することもできて、
「I love you!」と話しかけると
頬を赤らめ、目をハートマークにしつつも
「Love between human and robot would never work.」
(人間とロボットとの愛は上手くいったためしがないんだ。)
と洒落た返事をしてくれました。
ジョーズやロボコップ、ターミネーターのモノマネも得意で、
笑わせてくれます。
NASAでも使われていて、展示施設内で説明係を担当しているそうです。

ロボセスピアンはただ今、日本語を猛勉強中で、
挨拶などは日本語でもできるようになっています。

僕たちも国際ロボット展2011でのロボセスピアンの展示を
お手伝いさせていただくことになりました。
みなさまのご来場を楽しみにお待ちしています。


エンジニアードアーツのみなさん。とても楽しい方たちです。

2011-11-07 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

記念写真

オートマタ界のツートップと撮ってもらった思い出の一枚です。
僕、マット・スミスさん、ポール・スプーナーさん。

2011-08-23 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

オートマタ作家列伝その2 Kristoffer Myskja

 ノルウェー人のアーティスト、Kristoffer Myskjaによる作品。
ホームページには他にもユニークな作品が紹介されています。

2010-09-28 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

オートマタ作家列伝その1 Thomas Kuntz

アメリカ人のアーティストThomas Kuntz
によるオートマタ。

まさにワン・アンド・オンリーの世界です。
絶句・・・。

2010-09-27 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報, 日記Comments Closed 

 

僕のオートマタ武者修行

イギリスでは、
マットさんだけではなく、
いろんな作家の工房へ行ってきました。
ポール・スプーナーさん、
カルロス・ザパタさん、
キース・ニューステッドさん、
ロバート・レースさん、
ロドニー・ペッペさん
ウィル・ジャクソンさん
などなど
それぞれの工房には、
一点ものの凝った作品や
作りかけの新作、
遊びで作った小品など、
そこでなければ、なかなか
お目にかかれないものがありました。
日本で接することのできる
彼らの作品や情報はあまり更新されませんが、
工房に行くと、積極的に新しいことに取組んでいることや
あまり知られていない一面があることが分かって、
とても刺激になりました。
僕もノンビリしているわけにはいきません。

2010-06-12 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報, 日記No Comments » 

 

ロワイヤル・ド・リュクス


ロワイヤル・ド・リュクスらの大道芸のために
作られた巨大な装置が紹介されています。
僕好みのバカバカしいマシンも色々載っていて
お気に入りの本です。
ちなみに表紙の写真は、ピアノを投げるカタパルト(投石機)。
ロワイヤル・ド・リュクスのDVDも発売されていました。
巨人の神話/スルタンの象と少女 ロワイヤル・ド・リュクス [DVD]
巨人の神話/スルタンの象と少女 ロワイヤル・ド・リュクス [DVD]

2010-05-05 | Posted in Blog, おすすめの本, 世界のオートマタ情報Comments Closed 

 

THE MAGIC OF CABARET


オートマタの殿堂、
キャバレー・メカニカル・シアター(通称CMT)。
自慢ではありませんが、(自慢ですが)
僕はそのメンバーなのです。
CMTのアーティスト紹介ページ
現在、開催中のCMTのイベント、”THE MAGIC OF CABARET”で
DECOYが紹介・販売されています。
コチラ
この記事を読んで知ったのですが、
CMTが取り扱ってくれた最初の僕の作品、
BANANA BOATは、現在ドイツで行われている
CMT展に出品されているそうです。
僕がほとんど毎日、工房に籠っている間に、
作品は世界中を移動しているとは、
何とも羨ましい限りです。

2009-11-17 | Posted in Blog, 世界のオートマタ情報, 展示No Comments » 

 

ペッペさん

Automata and Mechanical Toys
Automata and Mechanical Toys
Rodney Peppe
オートマタの歴史、イギリスの作家達の紹介、
そして作り方などが一冊にまとめられています。
数年前に購入したものの、英語を読むのが億劫なので、
写真だけパラパラとみてました。
しかし、大学院でレポートを書くとき
オートマタ関連で使えるのは
この本しか無かったので、
辞書を引き引き、進んだり戻ったりしながら
何度も読みました。
著者のロドニー・ペッペさんに、
初めてお会いしたのは、昨年10月、
ピーター・マーキー展のプライベート・ビューのとき。
巻末の写真でしか見たことがない
あのペッペさんが目の前にいる!
ちょっとビビりながら話しかけてみると、
とても気さくな方で、すぐに緊張も解け、
調子に乗って、ご自宅へ訪問する
約束までしてしまいました。
後日、ペッペさんのお宅で、豪華な昼食をごちそうになり
色々なお話を伺ったり、作品を拝見させていただきました。
サインをしてもらおうと、この本を手渡すと
余白に書かれた、日本語の書き込みに気が付かれ、
「真剣に読んでくれたんだねー!」と
とても喜んで下さって、
「ここを開いて、そこに立って」と
記念撮影までしていただきました。(笑)
そんな思い出がつまった
宝物の一冊です。